Valeriy Stepanov

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スカイタウン・レコードの新たなアーティストとしてデビューしたヴァレリー・ステファノフ。

ロシアのイルクーツク出身でモスクワ音楽院を卒業した若干27才のキーボード奏者。

 

その才能は下の動画からも窺い知ることができるだろう。

VALERIY STEPANOV - "NEW BEGINNINGS" - EPK 2017 

  

ヴァレリーのチェロとのユニゾンプレイがユニーク、エレピのサウンドもナイス。

 

1分48秒あたりから始まるサックスのソロは、バッキングのトラックを消してサックスだけを聴かせる。

そのあと、いわゆるカラオケを被せ、全体のサウンドを聴かせる。などという凝った作り。

 

最後はライブの様子をチラ見せ。

全体で3分40秒ほどのミュージックビデオだが、フレッシュな参加アーティストの魅力がわかるはず。 

   

VALERIY STEPANOV & ALBERT STEPANOV

BUTTERFLY (Herbie Hancock cover) 演奏時間:5分7秒

 

上のミュージックビデオは冒頭からチック・コリアを彷彿とさせる、力強い技巧のピアノフレージングが炸裂。

ヴァレリー自身の多重録音によるボーカルからボンゴまで総動員。

このビデオで、彼の音楽世界を垣間見ることができる。

 

1分50秒あたりからは、リズムトラックの打ち込みから始まり、複数のキーボードプレイが堪能できる。

ボーカルの多重録音、ハモンドのサウンド、さらにはヴァレリー自身の縦笛まで登場。

エンディングにかけての、ベースソロのグルーヴ感が凄い。

   

VALERIY STEPANOV, PAUL KHOLODYANSKIY, ROMAN BULAKHOV

THE CHICKEN (Encore) 演奏時間:5分49秒

  

3人の凄まじい、キメのユニゾンフレーズを絡めたインタープレイが炸裂!

類は友を呼ぶのだろう・・

 

ヴァレリー自身がキーボードでベースソロも披露。

続いてはRolandA-70シンセを使った早弾きも登場。

そのあとのドラムソロも聴きものだ。

 

チックコリアエレクトリックバンド風?!

      

VALERIY STEPANOV & ARKADIY KORNEV

IN FLIGHT (feat. MARTIN MILLER) 演奏時間:8分33秒

 

アルバムの曲によるイメージミュージックビデオ。

複数のサブウィンドウの映像が効果的。

 

ここではギターがフューチャーされている。

   

ここでもキーボードの多重録音を含め、トリオで彼独特の世界を構築。

リズムセクションのキレのよさが、爽快感を醸し出している。

   

8分33秒と少し長めの演奏だが、聴き応えのあるセッションを堪能できるはず。

        

Valeriy Stepanov & Arkadiy Kornev (featuring Anton Davidyants)

VSAK I 演奏時間:5分49秒

 

ドラムとキーボードだけのデュオ。

演奏前の準備運動?!が効果的。(笑)

 

シーケンサーを含め、5台のキーボードを縦横無尽に駆使。

6分あたりからが2曲目。   

変拍子を交えているが、シーケンサーを聴くと計算された尺だということがわかる。

 

10分25秒からはスローバラード。

リリカルな色彩を鏤めながら、フェンダーローズサウンドのエレピを聴かせてくれる。

 

16分22秒から再びアップテンポ。

ヴァレリーのボーカルをきっかけとして、ハーモナイザーを駆使して面白いサウンドを披露。

 

22分54秒からは KORG KRONOS による生ピサウンドが登場。

このシンセの、ピアノサンドはホントいい音だ・・

 

29分アタリからはヴァレリーがピアニカを吹き始める。

イントロだけだけどね。

そして意外なことに、ここでベースプレーヤーが登場。

  

37分43秒からはトリオでのミディアムテンポの4ビートプレイ。

途中で8ビートに変化したあと、再び4ビート。

ここでステージは一旦終了。 

 

46分からはアンコールで KORG KRONOS はオルガンサウンドへ。

ステージは55分30秒で一旦終了。

 

あとはエンドロール的に展開。

ここで再びデュオの編成に・・   

    

この編成で聴かせてしまうヴァレリーの力量はどうだろう。

いわゆる引き出しの多さと、引き出しの中身の多様性が演奏の原動力となっているのかもしれない。

   

1時間4分14秒の長尺だが、彼の底力を知ることができるステージではないだろうか。

       

VALERIY STEPANOV | SOLO at SKRYABIN MUSEUM

 

ソロピアノでの INPROVISATION を堪能できるステージ。

ヴァレリーが聴かせるリリカルなフレージング・・

 

演奏時間:1時間33分53秒   

       

  

こうして彼のライブビデオを観ると、問題提起にも繋がる強烈な個性が伝わってくる。

何故日本人ミュージシャンはこういうユニークな世界観を構築できないのだろう・・

  

時にはこうした超辛口のサウンドを浴びてみるのも、いいものだ。

   

  

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このページは、hatchが2017年6月 4日 07:16に書いた記事です。

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